箱舟の民

ノアを中心にプロレスを語ったり

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NOAH博多大会

サムライでダイジェスト映像を見た。

三沢への追悼のテンカウントの中、小橋は静かに涙をこぼしていた。
小橋はいまだにコメントができないでいる。
兄のように慕い、プロレス史に残る死闘を幾度も作り上げてきた二人。
一体どれだけの悲しみの中リングに立っているのか。
小橋もガンを抱えながらのリング。
心労が体調に響かないか心配でならない…。

三沢が亡くなった広島で、同じく救急車で運ばれた秋山。
パニック障害を抱え、腰に爆弾を抱え、去年は引退もほのめかしていた。
だけど、ノアの地上波中継がなくなって、秋山は決意のタイトル奪取を果たした。
相当な無理をしていたんだと思う。
秋山も形は違えど、昨日の試合が腰に限界をきたしたのかもしれない。
博多ではタイトルマッチが組まれていた。
そして、三沢があんなことになるという事態を迎えた。
どれだけリングに上がりたかったかと思う。
試合前に欠場の報告をする秋山は、声を枯らして泣いていた。痛む体の中、どれだけ泣き明かしたんだろう…。
本当は立つのも精一杯な状態だったらしい。
よく、リングで報告してくれたと思う。休む決断をしてくれたと思う。
休む方が今は辛いはず。
それでも秋山は、休んでプロレスを続けることを選んだ。
ずっと待ってるよ秋山。
自分を責めすぎないで…。

三沢の付き人だったこたろー。
今はヒールという立場だが、こたろーがレスラーを目指した動機は三沢への憧れから。
他の選手もそうだが、こたろーの目も一段と腫れていた。
ローリングエルボーからのフェースロックで試合を決めた。こたろーから三沢へのレクイエム。
こたろーの本名は『鈴木康弘』。
『鈴木鼓太郎』の名前は、三沢が付けたリングネームだ。
「太鼓のように打てば響く選手になって欲しい」と願いを込めて。
それは正に三沢自身のことだ。
ジュニアの三沢となってくれ、こたろー。

三沢と最期に戦い、重すぎる十字架を背負ってしまった彰俊。
入場から退場まで大粒の涙が溢れていた。
リングに上がっただけでよく頑張ったよ彰俊…。
彰俊は何も悪くないから。みんな彰俊にコールを送ってただろ?
ほんとによく頑張った…。

ノア所属ではないけど、深い繋がりを持つ高山と健介。
高山は小橋を鼓舞するように打撃戦を仕掛けてくれた。
健介は会場の雰囲気、ノアの選手たちの雰囲気を盛り上げようと熱い姿を見せてくれた。隣にいた森嶋もどれだけ心強かったかと思う。
ありがとう、二人とも。

メインイベント。
秋山の王座返上を受けて、潮崎と力皇の王座決定戦。
三沢は、あと12年で引退したかったらしい。いや、もっと言えば、すでに引退していたかったかもしれない。
だけど、多くの事情が三沢というカリスマをリングから離してはくれなかった。
そんな三沢が「最後の仕事」と位置付けたのが、時代のエース、潮崎豪の育成。
二人はタッグリーグに優勝し、一昨日のタッグタイトル戦にたどり着いた。
結果的に三沢は、最後の仕事を、バトンを潮崎に託して去った。
潮崎はまだキャリア五年の選手。
三沢の死、秋山の欠場、ノアの中心に立つこと…若い彼にどれだけのプレッシャーだったかと思う。
潮崎も、力皇も、使命を、三沢の意志を見事に受け継ぐ試合をしてくれた。

「やったじゃんシオ、ぐふふ」

三沢が安心してる笑顔が思い浮かぶ。
本当によくやってくれたよ、二人とも…。



みんなの姿を見ているのが辛かった。
だからこそ、目を逸らせなかった。
俺は絶対この人たちの力になりたい。
箱舟の行き先がどこでも、沈みそうな時があるなら下敷きになってでも、自分なりに精一杯支えていく。
三沢、ノアはまだまだ続いていくよ。あなたが居たから、みんなは戦い続けるよ。




テッド・タナベさん。
大阪プロレスのレフェリー。
彼も亡くなった。試合後に倒れて。三沢と同じ46才。
彼のこともまた、子供の頃から見てきた。
元はみちのくプロレスに居たから、よく間近で見ていた。
つい先週、グレート・サスケvsTAKAみちのくがあった。サスケはみちプロの盟主。TAKAは元みちプロのやんちゃ小僧。
この二人が戦うと聞いて、テッドさんは自らレフェリーを買って出た。
サスケもTAKAも、試合後に「ほんとに嬉しかった」とコメントしていた。
そして、テッドさんもいってしまった…。

今プロレス界はあまりにも沈痛なムードに包まれている。
だけどこんな時だからこそ、みんなの抱える思いが力になって、どうか前へ向かっていって欲しい。
もちろん自分たちファンも、一日一日を精一杯、戦っていかなくちゃならない。
三沢の戦いに比べたら、まだまだだ。

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  1. 2009/06/16(火) 01:53:25|
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